「ファイナルファンタジー12 」購入者の最新の評価・レビュー
| このゲームの評価 | 管理者のコメント |
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購入者43人の評価は3.5点
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標準的な満足度ですのでそれなりには楽しめそうです。よほどコアなゲーマーでない限り満足できると思いますが、レビューや動画などをよく見て、自分に合うか考えてみると良いでしょう。 ゲーム詳細を見る |
想像力に寄る
投稿日:2008-12-30




評価が分かれているようだが私としては充分楽しめた。
まずは最も評価が分かれるストーリーについて。
と、その前に事前知識として「賢者の知識」について述べたい。「賢者の知識」とは、モンスターを倒してハントカタログというものを埋めていくとその都度表示される情報である。なぜこのような説明をしたかというと、ストーリーや世界情勢の補完をこれに委ねている側面があるからだ。これでは「ストーリーが希薄」という批判があっても不思議ではない。極端に言えば製作者側の怠慢と言ってしまってもいい。ただこの「賢者の知識」を読まなかったとしても、プレーヤーが「想像力」を働かすことが出来れば、ストーリーを楽しむことは充分可能だと思う。
たとえば、作中に登場するとある兵器を、現実の「核兵器」と想像する・捉えることによって、「持つ者」と「持たざる者」、「力に対抗するための力」、「戦争の愚かさ」を改めて考えさせられるようにもなる。
また「主人公(ヴァン)が目立たない」という指摘もあるようだが、これは全くもってその通りである。そもそもヴァンは主人公ではないのではなかろうか。これもプレーヤーの想像力、誰を主人公と捉えるかに寄るところである。また声優陣の出来、不出来も大きく関わってくると思う。ヴァン、パンネロの声優、あれでは主人公に感情移入できないという指摘があっても仕方ない。反対にバルフレア、バッシュの声優は素晴らしい。バルフレア=ジャック・スパロウ(パイレーツ・オブ・カリビアン)、バッシュ=ジャック・バウアー(24 -TWENTY FOUR-)を演じている声優なのだが、両方ともキャラクターに合っていて実に格好いい(どちらもキャラが被る感じは否めないが・・・・・・)。私自身としては、バルフレアが自らを「この物語の主人公さ」と言ったあたりで「主人公はバルフレア」と勝手に解釈してメインで使い、主人公として据えた事が功を奏したのか、多くのレビューにあるように「主人公が目立たない」といった感覚には至らなかった。
バトルシステムの「アクティブ・ディメンションバトル(ADB)」、「ガンビット」は良く出来ている。ADBが、バトル中自由にフィールドを動き回れるという臨場感を演出し、ガンビットによっていちいちコマンドを入力しなくても、適切な設定さえしておけば自動で敵を倒してくれるという爽快感も味わえる。
成長システムの「ライセンスボード」も悪くはないのだが、キャラクターによって差があればもっと良かった。なぜならレベルが上がってもキャラクターごとの能力に大差がないからだ。この点はインターナショナル版で改善されているようではあるが・・・・・・。
サブイベントも多数用意されているのだが、私としてはこれでは多すぎると感じた。なぜならサブイベントをこなしていると、エンディングに辿り着く前にレベルが上がり過ぎてしまい、ラスボスをあっけなく倒してしまう恐れがあるからだ(私がそうであった)。どうせならサブイベントでストーリーを補完してもらいたかった。
ストーリーを丁寧に解説してくれる作品ではないので、好みが分かれる作品ではあると思う。またストーリー部分だけを追うと、短いと感じる方もいるだろう。
だが、私としてはストーリーもバトルシステムも充分に楽しめた。エンディングでは目頭が熱くなるほどに。
間違いなくお奨めできる作品のひとつである。
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